アメリカの人気ドラマ「SEX and the Sity」。
日本でも人気が高くSATCと呼ばれ多くの女性から愛されています。
そんなSATCの映画で、多くの人の印象に残るシーンがあります。
それは主人公である「キャリー」の結婚相手「ビッグ」が結婚式当日に式場に現れなかったシーン。
そうビッグは結婚式から逃げ出したのです。
ドラマの中でもキャリーに様々な酷い仕打ちをしてきたビッグだからこそ、キャリーの仲間たちはもちろん、SATCのファンの中でもまじでビッグありえない!と非難轟々でした。
そんなビッグの行動ですが、実は現実でも起こりうることだと思うのです。
元々結婚式に乗り気ではない。
彼女がやりたいから、渋々やることになったけど憂鬱だ。
こんな高いお金払ってやる意味あるの?
そんな思いを抱えた男性は少なくありません。
そして現実では実行まではいかないかもしれませんが「結婚式から逃げ出したい」と思っている人はいるのです。
なぜ、新郎はそう思ってしまうのか。
そして新郎が当日逃げ出すという事態にならないためにはどうすれば良いでしょうか。
一生に一度の特別な日が悲劇にならないように新郎を追い詰めるNG行動や、結婚式準備の進め方、新郎を乗り気にさせる方法をご紹介していきます。
<こんな方におすすめ>
・新郎が結婚式に乗り気ではない
・全然準備に協力してくれない
・結婚式の話をする度に新郎からため息が聞こえる
結婚式はやりたくないという男性は多い
結婚式をやりたくないという男性は実は少なくありません。
理由としては、目立つのが嫌い。小っ恥ずかしい。タキシードとか着たくない。
そもそも準備もめんどくさそう。など。
プランナーとして働いている時も、積極的に質問してくるのは女性で、男性は横でスマホを見てる。というカップルも実際いました。
元々、結婚式に苦手意識を抱いている男性もいます。
そんな男性を追い詰めてしまうと、もしかすると結婚式当日ビッグのように逃げ出してしまうかもしれません。
まずどのような行動が男性を追い詰めるのでしょうか。
1、知らない間に大変そうな演出が増えている
人前に立つことが苦手な人にとっては披露宴の締めの挨拶だけでもかなりのプレッシャーになります。
それなのに勝手に負担になる演出が増えているとげんなり。
当日に向けて胃薬を服用しないといけない人もいるかもしれません。
例えば
- ダンスが苦手。なのにフラッシュモブをやることが決まって人前で踊らなければならない
- ウェルカムパーティがいつの間にか追加され挨拶する場が設けられている
- 友達に余興を頼まなきゃいけない(元々は余興をやる予定はなかった)
そもそも、SATCのキャリーとビッグの場合も当初はひっそりとした身内だけのパーティを行う予定でした。
ですが、周りからの勧めなどがきっかけで数百人規模の結婚式になってしまったのです。
自分のいないところで勝手に内容や演出などが決まってしまい、相談なしにどんどん負担になることが増えてしまったら嫌な気持ちになるのは当たり前ではないでしょうか。
2、意見を全く聞いてもらえない
結婚式が夢だった、という女性は少なくありません。
他の人の結婚式や、雑誌、テレビなどの影響で夢がどんどん膨らむ、というのも素敵なことです。
ですが、その中で新郎の意見を聞かず自分の想いだけで準備を進めていくと、
いつの間にか新郎が置いてけぼりに。
しまいにはどうせ意見は聞いてもらえないから、とどんどん新郎さんは非協力的になってしまいます。
そのことに文句を言うくせに、要望は聞いてもらえない。
そうなると最初は結婚式をやることに納得していた新郎さんも結婚式自体が嫌になってしまうかもしれません。
3、新婦の趣味が全開すぎる
結婚式は女性が主役。と言われることもありますが、あまりにも新婦の趣味全開の結婚式だと新郎が嫌になってしまうかも。
例えば大好きなキャラクターを前面に押し出した装飾やコーディネート
女子力全開の真っピンクな可愛すぎるコーディネート
ダンスが行われたりとまるでドラマや映画のような演出
どれも、新郎さんの了承を得ているのであればとても素敵です。
ですが、それはやりたくないと言う新郎さんの意見を無視し勝手に行ってしまったら新郎の立場としてはたまったもんじゃありません。
自分側のゲストも来るからこそ、やりたくないことも絶対的にあります。
趣味全開の結婚式は個人的には大好きですが、自分だけがやりたいことなら尚更、新郎の了承を得ることはマストです。
結婚式に参加したいと思わせる方法
NG行動はしていないつもり。
だけど新郎が全然結婚式に興味を持ってくれないと言うカップルの場合はどんな対策が必要なのでしょうか。
新郎の中の結婚式への嫌悪感を減らすためにできること、そして結婚式に興味を持ってもらえるような方法を知っておきましょう。
やりたくないことを聞いておく
まずは結婚式の中で、やりたくないと思っていることを聞いてみましょう。
嫌だな、と思うことは人それぞれ。
皆が普通にやっていることでも自分は嫌だ、ということもあります。
その中で本当にやりたくないことは省いてしまっても良いんです。
例えば
・誓いのキスは恥ずかしい
→ 口じゃなくて頬やおでこへのキスにしてもらう
誓いのハグに変更をする
・ケーキを食べさせ合うのが嫌だ
→演出をカットする
自分たちではなく両親や友人にやってもらう
など、新婦さんにこだわりがなければ演出は自由に変えることができます。
ただ、その中で新婦さんに諦めたくないものがある場合はしっかり話し合いをしましょう。
これはやらなくて良いけど、これは絶対にやりたい。など。
自分の意見を聞いてくれているということが伝わればある程度我慢してくれることもあるかもしれません。
新郎の好きなことを取り入れる
結婚式にやる気が出ないのであれば、新郎さんの好きなことを結婚式に盛り込むのもおすすめです。
例えば
- 音楽好きな新郎 → BGMを全てセレクトしてもらう。
- 釣りが好きな新郎 →ファーストバイトに釣竿を使う。披露宴再入場の時にフィッシングチョッキを羽織って登場する。
- 新郎がゲーマー →二次会はゲーム大会にする。(その代わり昼は我慢してもらう)
などと、趣味や好きなことを盛り込むことで結婚式を身近に感じてもらえ、尚且つ準備も積極的に行ってくれるようになるかもしれません。
準備は全て任せてもらう
結婚式が嫌というわけではないけど、ともかく準備が嫌。
というめんどくさがり屋の新郎さんの場合はもう全て準備を新婦がやってしまうというのも手です。
新郎にしか連絡が取ることができない友人や会社関係の人などへの連絡だけお願いし、
それ以外の準備は全て新婦がやってしまいましょう。
新郎もゲストだと思っておもてなしするのです。
実際、プランナーとの打ち合わせも2人で行く必要はないんです。
新婦さんだけで決めるカップル、実は結構多いんです。
家に帰って了承だけもらって進めましょう。
無理に新郎側の余興を頼んだりする必要もないんです。
やりたい方がいればサプライズDVDを持ってきてくれるかもしれませんよ♪
結婚式って2人が主役と言われますが、たまにどちらか1人が突っ走ってしまっている式というのも見かけます。
それで相手が満足しているなら良いのですが、不満を抱えたまま結婚式を行った場合、確実にその後の新婚生活にも影響してきます。
結婚式当日のことで、後々喧嘩が起きないように。
そして当日に新郎が逃げ出さないためにも、2人が納得する結婚式に向けて準備を行いましょう。
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