2020年1月に「ハイアット リージェンシー 東京」にて結婚式を行われた昭和さんと里香さん。
他の方の結婚式に参列される機会が多い昭和さんは、
初めての結婚式は感動したのに、何度も行っていると同じパターンで。おめでたいことなのに感動が薄れてきてしまう。
と感じられていたとのこと。
その想いから、結婚式は飽きるものにはしたくない、間がないものにしたいと考えられていました。
「来てもらえる人たちに楽しんでもらえる、そして自分たちも楽しめる式にしたい」
その思いを胸に行われた結婚式の様子をご紹介します。
<こんな方におすすめ> ・ありきたりな演出は避けたい方 ・ふたりならではの結婚式を挙げたい方 ・ウェディングケーキの演出いらなくない?と思っている方
〜結婚式までの道のり〜
ゴルフ事業を展開している昭和さん。
開催したイベントに里香さんが参加したことで出会われました。
仕事仲間として友人として交流を続けていく中、
彼女のふと溢れた涙を見たことで異性として意識した昭和さんが結婚を前提としたお付き合いを申し込まれました。
お付き合いをスタートしてからほぼ毎日のように一緒に過ごしていたおふたり。
そして付き合って三ヶ月後の2019年5月に
ディズニーシーのホテル「ミラコスタ」でプロポーズ。
2020年3月に結婚式を行う予定でしたが里香さんのお腹に新しい命が芽生えていることが発覚したことで、
日程を変更され2020年1月に結婚式の日を迎えられました。
大切な人たちに見守られる中で
お母様からの最後のお支度ベールダウンを終えられ
昔から大好きだったというお父様と腕を組み、昭和さんの元へゆっくりと歩まれました。
一方、新郎入場シーンでは、昭和さんの姿に「かわいい〜」と声が上がるというワンシーンも。
友人から「赤ちゃんみたい」と言われていたそう。
愛されキャラの昭和さんならではのほっこりエピソードです。
あたたかな光の中で誓う永遠
あたたかな光に包まれた真っ白なチャペル。
天井に散りばめられたスワロフスキーがおふたりの誓いをロマンチックに演出します。
Aラインのウェディングドレスにロングベールを合わせられた里香さん。
光を放つ祭壇にベールが流れる様子がとっても綺麗です。
「やりたくないことはやらない」ふたりらしい披露宴に
ホワイトをメインとした装花、そしてバルーンで彩られた会場での披露宴。
ゲストの方たちと楽しい時間を過ごされました。
昭和さんが結婚式でこだわられていたことの1つ
それはウェディングケーキの演出を行わないということ。
多くの結婚式に参列する中で「ケーキの演出」って面白い?
とずっと感じられていたという昭和さん。
やりたくてみんながやっている演出なら良いけど、そうでもないし「アーン」の演出(ファーストバイト)もしたくない
更にウェディングケーキは高いし、デザートがついてくるから不要。
そしてケーキや入刀用のナイフを飾る装花にも料金が掛かる。
ならやらなくても良いとのことでケーキ演出は全てカットされました。
これも「ありきたりなことはしたくない、来てくれた人に楽しんで欲しい」という思いから決断されたそうです。
一方、こだわることにはとことんこだわられた昭和さん。
入退場の曲などを、シーンに合わせて1曲1曲セレクトされました。
そして花嫁の手紙の時に行われた「メモリプレイ」。
新郎新婦の幼少期から出会いまでを、プロの役者がその場で演じ、その後の手紙をより感動的に演出します。
こちらもずっと前からやりたいと思われていたことの1つでした。
サプライズは失敗続き??
昭和さんの友人からの余興は、ダンスの途中で新郎さんが呼ばれ、一緒に踊るという演出でした。
余興をやることは知らされていたけど、何をやるかは昭和さんにも当日までのお楽しみだったそう。
ですが前日のプランナーとの打ち合わせ時に
ふと見えてしまった「披露宴余興(カンナムスタイル)」の文字。
そう、そのメモによってカンナムスタイルを一緒に踊る余興だということを知ってしまいました。
そんな中で迎えた当日。
昭和さんは知らないふりをしたまま呼ばれるままダンスをしましたが実は前日こっそりカンナムスタイルを練習していたそうです。
メモが見えたことが新郎さんにとっては吉となりましたが、サプライズは失敗に終わりました(笑)
里香さんのお色直し時、新郎さんは1人で高砂に。
その間、新郎さんの元を訪れたのは里香さんのご友人たちでした。
新婦の席に座ったご友人たちに、ずっといじられていたという昭和さん。
自分の参列者だけではなく、新婦側の参列者にも愛されている昭和さんです。
口に詰め込むように食べたコース料理
笑いあり、涙ありのおふたりの披露宴。
自分の披露宴を終え、思ったこと。
それは「披露宴の料理について」でした。
披露宴の時に新郎新婦に振舞われるコース料理ですが、全然食べている時間がなかったと昭和さん。
演出が何もない時間もゲストを写真を撮ったりしていたら、いつの間にか机の上に料理が溜まり溢れんばかりの状態に。
ゲストに食べてもらうからこそ、こだわって選んだ料理ですが、
こだわっているから自分も食べたい。
けど時間がなくて全然味わえないし詰め込むだけ。
参列の方からも「ずっともぐもぐ食べてて面白かった」と言われたそう。
だからこそ、新郎新婦の料理は2人で1つくらいの量か
サッと食べることができるサンドイッチなどでも良かったな、と強く痛感されたそうです。
失敗続きでもそれが一生涯の思い出になる
男性目線のウェディングレポートをご紹介しました。
二次会でもバンドをやることが決まっていたため、ずっといっぱいいっぱいだったという昭和さん。
里香さんへのサプライズで「歌うたいのバラッド」を歌う演出も計画していましたが、
結婚式の前にずっと昭和さんが口ずさんでいたことから、歌うことに薄々感づかれてしまっていたようです。
サプライズが失敗続きだったという結婚式でしたが、
周りの人に愛されているお二人ならではのあたたかな空気に包まれた1日を過ごされました。
やりたくないことはやらない。
そして自分たちも参列した人にも楽しんでもらえることを優先してつくられたおふたりらしいウェディング。
是非、参考にされてください♪
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